ゲーム紹介 十二季節の魔法使い(Seasons)

十二季節の魔法使い(Seasons)ってどんなゲーム?

十二季節の魔法使い(Seasons)とは、各プレイヤーが魔法使いとなり、決められた時間内(3年間)に、魔法、使い魔などを駆使しながらクリスタルを集めるゲームです。
3年経過時にクリスタルをよく多く集めたプレイヤーが勝者となります。
プレイ人数は2人から4人、プレイ時間は30分~60分といったところです。
このゲームの最大の特徴は何をするにもドラフトピックを行うという点です。

ドラフトピックとは

ドラフトピックとは一つの同じカードセットから各プレイヤーが順番に一つずつ欲しいカードを選択し、自分の戦力にしていくという方法です。
この方法は自分の欲しいものを選択するのが基本ですが、慣れてくるうちに「○○は欲しいけど、○○は相手が欲しいから先に取ろう」なんて選択方法もあり、なかなか奥が深いです。

ゲームの流れ

今回画像は、オンラインで遊べるサイトから引用させて頂きました。
実際には実物のカードを使って遊びます。

画像引用元:https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=seasons

 

まずドラフトピックにより初期手札を選択します。
そして、年度ごとに使用したいカードを3枚づつ選び、順番を決定します。
初期手札

カード選択が終わったらいよいよクリスタル集めの開始です!
まずは、画面赤枠内の「季節のダイス」を選択します。
このダイス選択もドラフトピック形式で選択が行なわれ、ファーストプレイヤーから好きなダイスを選択できるという形です。

ゲーム初期画面

今回はこのダイスを選択しました。ダイスに表示されている効果はそれぞれ、
星マーク:自分のカード召還可能枚数+1
水マーク:カード召還に必要な水のリソース(今回は2個)
○マーク:季節の進む数
となっています。

ダイス選択が終了したら、次はカード召還です。
自分の持っているリソースで召還可能なカードがあれば、場に召還していきましょう。

各プレイヤーのターンが終了すると、どのプレイヤーにも選択されていないダイスの「○マーク」分、季節が進行します。
上記の流れを繰り返し、3年間が経過するとゲーム終了となります。
まとめると、以下の流れとなります。

      ドラフトピックにより初期手札を決定する。
      次に年度別(計3年間)に使用するカードを決定する。
      ダイスをドラフトピックする。
      カード召還を行う。
      3~4を3年間経過するまで行う。

カード紹介

カードはゲーム内では「パワーカード」と呼ばれ、パワーカードには「魔法のアイテム」「使い魔」と呼ばれる2種類があります。
パワーカードを場の召還するとその効果を得られるだけでなく勝利点も入手することが出来ます。
召還コストに必要魔力とありますが、これはダイス選択で入手可能なリソースとなります。

  • 春の杖(魔法のアイテム)

    必要魔力:土、土、土
    効果:あなたがパワーカードを1枚召喚するたび、クリスタルを3個得る
    勝利点:9
    カード評価

    春の杖はパワーカードを召還するたびにクリスタルを得られるので、できるだけ早く場に出すことで、多くのクリスタルを生み出してくれるカードです。
    非常に使いやすく安定してクリスタルを増やすことが出来ます。
                複数枚場に出せた場合の爆発力も注目です。

  • 火のアミュレット(魔法のアイテム)

    必要魔力:火、火
    効果:パワーカードを4枚引いて、そのうち1枚を手札に加え、その他を捨てる。
    勝利点:6
    カード評価
    火のアミュレットはカードをドローすることの出来るカードです。
    しかも、4枚引いて1枚を選ぶことが出来るので高確率で自分の欲しいカードを入手できるでしょう。
    このゲームは手札に持てるカードの枚数制限がない為、カードドローは早く出来るに越したことはないです。
    分かりやすいパワーカードを引くもよし、強いシナジーを持ったコンボカードを狙うもよしと使いやすいカードです。

  • 信心深きサイラス(使い魔)

    必要魔力:火、火、火
    効果:各対戦相手はパワーカードを1枚生け贄にする。
    勝利点:14
    カード評価
    「1枚生け贄にする」とはすでに場に出しているカードを1枚、捨てさせるという意味です。
    分かりやすい妨害カードですね。
    しかし生け贄にするカードを対戦相手が選択するので、狙ったカードを捨てさせるとまではいきません。
    勝利点がかなり高いのもこのカードの魅力の一つです。

ゲーム総評

ドラフトピックというだけで相手の手札を常に考える必要があり、なかなか複雑なゲームです。
シナジーを持ったカードも数多く存在しますが、強力なコンボカードなどは相手と取り合いになってしまうことなどよくあります。
ひとまず最初は使いやすいカードを選んでいくのがよいと思います。
相手に取らせたカードを把握できるくらいになると、もう中級者くらいですね。
奥の深いゲーム性なので「気軽にとりあえずやろう!」という感じではないのですが、
ボードゲーム好きを集めてやれば盛り上がること間違いなしですよ!

画像引用元:12季節の魔法使い 日本語版

公開ライター記事

Comments

  1. タクト のプロフィール写真
    タクト

    このゲームは最初は何をしていいか分からないですけど、分かってくるとコンボが続いたりじわじわと相手を苦しめたり(笑)いろんなことができてくる良ゲームですよね。

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