ワーカープレイスメントゲームの名作『アグリコラ』

2007年にドイツで発売された本作は、各国で多数の受賞履歴があり、とても人気のあるボードゲームです。
ボードゲームの中でも重量級であり、愛好家にとても衝撃を与えた作品でもあります。
このゲームのデザイナー「ウヴェ・ローゼンベルク」の代表作といえる作品です。

概要

目標は、自分の農地を上手に経営して発展させていくことです。
プレーヤーは、自分のワーカーを使ってアクションを行い、資材を獲得したり農場を拡大したりしていきます。
アクションの種類は時間が進むごとに選択肢が増えていき、どれを実行すれば効率的に発展させていけるかを考えます。
また、アクションは誰かが実行すると他のプレーヤーは実行できなくなるので、実行する順番も考える必要があります。
農場を拡げ、たくさんの作物や家畜を手に入れることが勝利の条件です。

応用できる遊び方

いくつかルールが用意されており、初心者から上級者まで遊べるように色々工夫して遊ぶことができます。
プレイ人数によって使えるアクションも変わり、状況に応じてプレイに変化が求められます。
また、1人でも遊べるように目標となる点数も設定されています。
職業カードや進歩カードも多数あり、拡張セットが発売されたこともあります。(写真はその一部です。)
何度遊んでも飽きさせない工夫がされているのは非常に嬉しいことですね。

改訂版の発売

2016年より、本作のルールなどを調整した新版が発売されました。(本記事の写真は旧版のものです)

カードの内容やプレイ人数、使用するボードの使い方などが一部変更されており、ゲームバランスが調整されています。また、付随のルールブックも読みやすくなっており、遊びやすくなったともいえます。遊びやすくするための工夫ってとても重要ですよね。

まとめ

発売当初に比べ、最近のコマは形もこだわりを感じられ、とても楽しさを感じられます。

ボードゲームを知らない人がいきなり本作を遊んで面白いと思うかどうかは、評価が二分すると思います。ボードゲームを知って、もっと色々な作品を遊んでみたい!という人には是非プレイして貰いたい作品だと思います。時間のかかるゲームですので、じっくりゲームを遊びたい人にお勧めです。

以下のホームページの作品紹介も参考にしてください。
ホビージャパン アグリコラ 日本語版

公開ボードゲーム紹介, ライター記事

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