ボードゲーム紹介 フリードマン・フリーゼのフッチカート 完全日本語版

新しく購入しました!

フリードマン・フリーゼのフッチカート 完全日本語版

プレイ人数:3~8人
対象年齢:7歳以上
予想プレイ時間:15分~

 

発売元アークライト社です。
箱裏にカードサイズが記載されているのでカードをスリーブに入れる人にはありがたい配慮ですね。
ちなみにカードサイズは56×87mmと表記されています。

 

内容物はルール1部とカード90枚のみ。

小箱で8人まで対応できるのでそっとバックに忍ばせておくと良いですね。
最少人数が3人なので、2人で遊びたい場合は別のものを忍ばせておく必要があります。

 

ゲームの終了条件(勝利・敗北条件)

配られた手札を誰よりも早くなくすことが目的です
しかしこのゲームでは必ずしも一人勝ち抜けになるわけではありません。
後述する「ダブル」「トリプル」のルールにより複数人が同時に勝ち抜ける場合もあるのです。

 

ゲームの準備

カードを全てシャッフルして、山札として裏向きで置きます。
そして捨て札を置くスペースも確保しましょう。

 

各プレイヤーは山札から6枚ずつカードを引きます
このカードが各プレイヤーの手札になります。
なお、7~8人でプレイする場合、カードを引く枚数が1枚少ない5枚になります。

ここまで準備が出来たら最初のプレイヤーを決定しましょう。
じゃんけんなど適当な方法で決めましょう。

 

フッチカート概要

準備段階で決定した最初のプレイヤーからスタートします。
プレイヤーは以下の手順を順に実行します。

 

1)手番が来たときに自分の前にカードが配置されていたらそのカードを捨て札にします。
このとき、他のプレイヤーが出した同じ数字が場にあった場合は、それらのカードも捨て札にします。
このタイミングで、場のカードを捨て札にする場合、カードを引く必要はありません
各プレイヤーの一番最初の手番には、カードが置かれていることはないので無視します。

 

2)その後、手札から好きなカードを出します。
この時に出したカードよりも数字が小さいカードが場にあった場合、それらのカードは全て捨て札にされます。
そして、その捨てられたカードを出していたプレイヤーは、ただちに山札からカードを1枚引きます。
逆に数字が大きいカードはそのまま残り続けます。
自分が出したカードが、既に場に出されているカードより小さかったとしても何も起こりません。

 

 

「ダブル」「トリプル」

手番プレイヤーがプレイしたカードの数字が既に場に出されている場合、
前述した「ダブル」や「トリプル」が発生します。
場に1枚あるカードと同じ数字を出した場合、その両方は元の数字の2倍になります。
場に2枚あるカードと同じ数字を出した場合、それぞれ元の数字の3倍になります。
同じ数字が場に3枚・4枚・・・と増えれば増えるほど3倍・4倍・・・と増えていきます
場にあるカードと数字の大小を比較するときは、このルールで増えた数字で比較します。

 

また、このルールで増えた数字と同じ数字をプレイしても数字が倍になることはありません。
A君が5、B君が5を出しているとA君B君の数字は10です。
この状態でC君が10のカードを出しても数字が増えることはありません。
もともとの数字が異なるからです。
いずれかのプレイヤーが、手札が1枚もない状態で
自分の出したカードを捨て札にするタイミングでカードを引く必要がなければそのプレイヤーの勝利です。
つまり、手札と自分の場に1枚もカードがなければ勝利です。
「ダブル」等のルールにより、他のプレイヤーの手番中に勝利が確定することがあります。
また、複数のプレイヤーが同時に勝利条件を満たす場合もあります。
その場合それらのプレイヤーの勝利です。

フッチカート4
殴り合いと協力・裏切りのゲームですが、ブラフ要素はほとんどありません。
若干キングメーカー問題がちらつきますが、まぁ、大丈夫でしょう。
そんなこと気にせず楽しんだもの勝ちです

公開ボードゲーム紹介, ライター記事

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