「ボードゲームは、大勢で楽しむもの」と思っている人は、多いのではないでしょうか。もちろん、ボードゲームは皆で遊ぶのがとても楽しいです。お酒を飲みながらハチャメチャとしたり、みんなと協力して目的を達成したり……。
 

でも、一人でも遊べないわけではありません。
 

一人で遊べるボードゲーム、一人専用のボードゲームもあるのです！

ソロプレイも、いいもんですよ。

おすすめの一人プレイ可能ボードゲーム

一人専用ではありませんが、一人でもプレイできるボードゲームの中から、おすすめをいくつか紹介します。私の個人的な趣味を多分に含みますが、よければ参考になさってください。

ダンジョンクエスト・クラシック

「冒険者となって、死の危険が潜むダンジョンに潜れ……！ そして手にするのだ、お宝を！」

以前、紹介したことのあるゲーム『ダンジョンクエスト・クラシック』。生存率10%という、入るたびに地形の変わる段ジョンに潜ってお宝を持ち帰るゲームです。
 

複数人でプレイしたときには、「何かひとつでもお宝を持って日没までに外に出る」というルールでしたが、ソロプレイは「中央の財宝部屋で財宝を手にし、日没までに外に出る」というルールに変更されています。
 

とても面白いゲームなのですが、詳細はこちらをご覧ください。

死のバーゲンセール『ダンジョンクエスト・クラシック』を紹介！

アグリコラ

画像引用元：Amazon アグリコラ リバイズドエディション日本語版

「自分の農地を豊かにしよう！ 牧場経営シミュレーションゲーム」
 

アグリコラは、さまざまなアクションカードを駆使して資材を集めたり、畑を耕したり、家を増築したりと農場を大きくしていくゲームです。
 

300種類もある特殊カードの中から、毎回14枚だけ使います。遊ぶ度に状況が変わり、戦略を変えなければならない。毎回「今回はどんなカードが出るかな、どんな農場にしてやろうか」と楽しみです。
 

このゲーム、試行錯誤しながら農場を造るという特徴上、誰かとプレイしていても孤独感を味わうことになります。そのため、一人プレイをしても誰かとプレイして得点を競っても、感覚は変わりません。
 

ナショナルエコノミー

画像引用元：Amazon ナショナルエコノミー

「休日に、ボードの上で仕事をしよう」
 

ワーカープレイスメントという、労働者を配置して利益を得るゲームです。就職直後は研修生だから仕事できないというルールや、給料を払えなくなると大変なことになるというルールなど、とにかくリアルなんですよ、このゲーム！
 

労働者カードと施設カードをメインに使用するのですが、施設カードの中には「専門学校」や「農場」「焼畑」というちょっとした変り種も用意されています。労働組合まであるという徹底ぶり！ 労組の恐怖！
 

そして消費財という名のバナナ……。
 

シュールだけど、リアルな経営ゲームです。経済の流れまでリアル。カードの絵柄以外は、何もかもがリアル……。お金なんて貯まらない、労働条件はよくならない！ 経営が破綻する恐怖に怯えながら、淡々と仕事をこなしていくのです。
 

ソロプレイ専用ゲームもある

実は、ソロプレイ専用のボードゲームというのもあります。ナショナルエコノミーやアグリコラも、あまり大勢でやりたがる人がいないので半ソロプレイ専用みたいなところがありますが、そうではありません。
 

完全一人専用です。

ロビンソン漂流記

画像引用元：Amazon ロビンソン漂流記完全日本語版

「海賊船に勝利し、生き残れロビンソン！」
 

所有していないのでカードをお見せできないのが残念ですが、カードの主種類と絵柄がとても面白いゲームです。「戦闘カード」と銘打たれたカードの中には、「天才」「馬鹿丸出し」「痴呆」という戦闘感ゼロの言葉と絵柄が描かれています。
 

痴呆や馬鹿丸出しなどの「これ絶対攻撃できんやつや」と思えるカードは、攻撃値がマイナス。体力を削ってまでカードを追加で引いても、マイナス。マイナスマイナスひたすらマイナス。
 

「もっとやる気だせよ！！ 出来る、出来るって！」と叱咤激励したくなります。
 

ゆるいゲームなのですが、難易度は結構厳しいです。カードを引くたび、一喜一憂と激怒が待っています。プレイ中、何度「生きろ！ 生きろよ……！」と叫んだかわかりません。ロビンソン本人は、なんだか生きる気力がないみたいなのです。
 

ライナー・クニツィアの日本庭園

画像引用元：Amazon ライナー・クニツィアの日本庭園

「ロジックで解き明かせ、日本庭園パズル」
 

ボードゲームのそろぷれいは、プレイヤーとシステムが戦うという構図のものが多いです。ロビンソンは、ロビンソンとプレイヤーの戦い(海賊は？)。ソロ専用ではありませんが、ダンジョンクエスト・クラシックもダンジョンとプレイヤーとの戦いです。
 

これは、なんとパズルなんですよ。
 

7枚のタイルと出題用のシートしかないという、シンプルなコンポーネント。7枚しかないタイルを組み合わせ、出題された条件に合うようにタイルを配置するのです。
 

簡単ですぐ終わりそうですが、難易度は結構高く、問題は50問もあります。数独が好きという方は、間違いなくハマリます。
 

ロジックに酔いしれ、賢者になったかのような気分になるんです。
 

私は……40問以降から解けなくなりました。
 

まとめ

私がプレイしたことのあるゲームの中から、ソロプレイできるおすすめゲームを紹介しました。2017年2月現段階で所持しているのが『ダンジョンクエスト・クラシック』だけなので、あまり画像をお見せできませんでしたが、楽しんでいただけたでしょうか。
 

アグリコラやナショナルエコノミーでワクワクどきどきな経営ライフを楽しむもよし、ロビンソンを生かそうと四苦八苦するも良し。毎日寝る前にソロプレイを楽しむというのが、私のおすすめです。

他にもこんなソロプレーあるーー！という人は是非コメントください。