ボードゲームは現在進行形で増えており、新たな話題ボードゲームを探すとキリがありません。
ボードゲーム好きがのめり込むことのできる本格的なボードゲームから、ご当地ゆるキャラをテーマにしたお子さんやキャラもの好きにも嬉しいボードゲームまで、ボードゲームという分野は話題に事欠きません。しかし、あえてそこで新作に行かずレトロに走ってしまいたくなるゲーム好きがここに!
人生ゲームに続き非常に今さらな話ですが、今回は知らない人がいないだろうボードゲームの筆頭「オセロ」をリスペクトしてみたいと思います。
覚えるのは一分、極めるのは一生!
それこそ一分で覚えられるのが「オセロ」の魅力です。
・同じ色の駒で違う色の駒を挟むと自色と同じ色の駒にできる
・最終的に駒数の多い色の勝ち
これがオセロの基本的なルールです。本当にシンプルですね。
しかし未だに全ての手がコンピューターで解析されていないほどオセロは奥の深いゲームなのです。「極めるのに一生かかる」というオセロゲームのキャッチフレーズにも納得です。
とことん追求しなければ、大人から子供まで簡単に楽しめてしまうのがオセロの魅力。しかもこのオセロ、日本で1970年代に生まれた日本生まれのボードゲームの代表格!
オセロという名前から海外の生まれだと思っていた人はいませんか?
名前はシェークスピアの戯曲から
ゲームの名前はシェークスピアの戯曲からとられています。黒人の将軍オセロと白人の妻デスデモーナ、そして二人を中心に目まぐるしく引っくり返る人間関係から「オセロ」の名前がつきました。
この白黒の駒、人間関係ですよ。
そう言われると、ゲームをしているとちょっとした複雑さを感じてしまいます。
Microsoft Windows XPにはオセロの別名である「リバーシ」の名前でゲームが付属されていました。オセロの手が解明される前にXPの方がフォロー終了となってしまいました。残念なことです。
最近はリバーシの名前でよく呼ばれるオセロは、黒白の駒が人間関係の揶揄でもあることを考えると、やはりちょっとした複雑さを感じてしまいます。お子様にはあまり聞かせられない話です。
最後に
オセロは日本の各家庭に一つはあるとも言われる空前の大ヒットを飛ばしたボードゲームです。しかも日本生まれときたら、これはリスペクトせずにはいられません。新作もどんどん登場するボードゲーム業界ですが、たまには古き良きシンプルゲームに立ち返って見るのはいかがでしょうか。
この黒白、人間関係だよ!
そう考えながらゲームをすれば、新たな何かが盤上に見えてくるかもしれません。
公開ライター記事