荒野の1ドルペンギン
プレイ人数:1~6人
対象年齢:8歳以上
予想プレイ時間:基本ゲーム15分~/上級ルール60分~
今回は荒野の1ドルペンギンをご紹介します。
僕が前回紹介したゴキブリポーカーよりもボードゲームっぽい感じですね。
・・・まぁ、それでもボードは特に使いませんが。
荒野の1ドルペンギンは「ダイスゲーム」です。
箱裏にもスコアリング・ダイスゲームって書いてあるので間違いないでしょう。
ダイスを振ってたくさんのコイン(スコア)を集めるのが目的のゲームです。
もちろんそれだけではなく、「ペンギン駒」を使用し、
ダイスの追加や任意のダイス振り直し→ダイス選択によってできるだけ多くのコインを獲得できるようにします。
退屈なときはソロプレイも可能。
遊ぶ友達がいないボードゲーマーにも優しい(?)ボードゲームですね!
ゲームの終了条件(勝利・敗北条件)
3ラウンドで1ゲーム終了します。
最も多くのコイン(単位=ドル)を獲得したプレイヤーの勝利です。
何度もプレイするなら毎ゲームの獲得スコアを記録して、
合計獲得コインが多いプレイヤーの勝利としても良いでしょう。
ゲームの準備
各プレイヤーはペンギン駒(紫)6個、10ドル分のコインを受け取ります。
何らかの方法でスタートプレイヤーを決定して、
スタートプレイヤーはダイス4個を受け取り最初の手番を行ないます。
誰のものでもないペンギン駒やコインは「銀行」として扱います。
また、得点早見表は3枚しか入っていないので3人以上でプレイする場合は、
各プレイヤーが見やすい、手にとりやすい位置におくなどしましょう。
黄色ペンギンは紫ペンギン5個分として扱います。
全プレイヤーが1回手番を行なうと1ラウンド終了です。
つまり、各プレイヤーは1ゲーム中に自分の手番を3回行なうことができる、
ということを全員が把握しておきましょう。
(稀に延長戦ラウンドが発生することがあります)
荒野の1ドルペンギン概要
スタートプレイヤーは、受け取ったダイスを全て振ります。
最初のラウンドで手番開始時に受け取るダイスは4個ですが、ラウンドが進むごとに1個ずつダイスが増えていきます。
(2ラウンド目は5個、3ラウンド目は6個)
うっかり忘れることが多いので間違えないようにしましょう。
手番プレイヤーはダイスを振った後、3つのアクションのうちいずれかを選択、実行します。
1)手持ちのペンギン駒を1個銀行に支払い、
a.銀行からダイスを1個受け取りそれを振る。
b.すでに振ったダイスを好きなだけ選び振りなおす。
2)ペンギンの出目が出たダイスを好きなだけ脇によける。
そして早見表にしたがって脇によけたダイスの数に対応した数のペンギン駒を受け取る。
この時、脇によけたダイスは銀行に戻したりしないように注意しましょう。
このダイスは、振りなおしも、3)のアクション「スコアリング(得点化)」もできません。
この手番中、脇によけたダイスは存在しないものとして扱います。
3)ダイスの出目を全て確定させ、スコアリング(得点化)させる。
スコアリングするときは早見表を確認し、そこに記されたぶんだけ駒やコインを受け取ります。
スコアリングをした場合、手番は終了します。
プレイヤーはスコアリングをすると問答無用で手番が終了してしまいます。
その前に、納得いくまで1)や2)のアクションを繰り返しましょう。
もちろん手持ちのペンギン駒を温存するために早めにスコアリングしてしまってもOKです。
手番が終了したらダイスを銀行に戻します。
・・・と、説明書には書いてありますがいちいち面倒であれば
ラウンドに応じた個数のダイスを次のプレイヤーに渡しましょう。
3ラウンド終了でゲームは終了します。
終了後、各プレイヤーの手持ちコイン+ペンギン駒(1個=1ドル)の合計を比較し、
最終的に「最も多くの金額を保有していたプレイヤー」がゲームの勝者です。
もしも最高金額を保有しているプレイヤーが複数いる場合、
そのプレイヤー達で延長戦ラウンドを1回だけ行い真の勝者を1人だけ決定します。
この延長戦ラウンドの終了時に最も保有金額の多いプレイヤーが真の勝者です。
延長戦ラウンドで決着がつかなかったら真の勝者が決まるまで繰り返します。
ちなみにソロプレイでは獲得したコイン数に応じた評価が記載されています。
60~79ドル:まぁまぁ
80~99ドル:なかなか
100~119ドル:素晴らしい
120ドル以上:驚愕の成績!
だそうです。
じゃらじゃらとダイスを振るのは楽しいですね。
荒野の1ドルペンギンで重要なのは運です。
運ゲーOKの方にはオススメできるゲームです。
公開ボードゲーム紹介, ライター記事
かわいい!!
ペンギンつながりでペンギンパーティーを思い出しました◎
運ゲーは恨みっこなしなところがいいですよねっ。
実はこのゲーム、他プレイヤーへのアタックができるんです。
まぁ、それも運次第なのでギスギスしにくくて良いですよね。